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あまちゃんの光と影

連続テレビ小説「あまちゃん」が終わってしまいました。この半年、一日はあまちゃんを観ることで始まっていたので、心にぽっかり穴が開いてしまいました(笑)。何か書くことで、穴を埋めようと(爆)、ちょっとだけ書いてみようと思います。
アキちゃんは、よく、「影武者」を「落ち武者」と、何度も間違えます。笑い飛ばすのは簡単ですが、よくよく考えてみると、ひどい間違いです。「影武者」は、本人は不本意であったとしても、それなりに必要とされるものです。影武者は本人の近くにいるものです。しかし、「落ち武者」というのは、勝者と敗者があり「夢破れて、いさぎよく散るわけでもなく、こそこそ逃げて、僻地で閉じこもる」というみっともないものなのです。また、「落ち武者」には「ほとんど不可能に近いけれど、かすかな望みとして再起を図りたい」というニュアンスもあります。残酷なことに、若いころの春子の心情、鈴鹿ひろ美との関係は、このとおり。アキが、しつこいぐらいに言い間違えるのは、間近で見ている春子の心情は、それこそ「落ち武者」だからなのではないでしょうか。

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